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サステナビリティ・ウィーク2011 行事詳細

パブリック・フォーラム:ヒマラヤからみた温暖化ー氷河の変動と災害   

行事予定

開催期間 2011年11月6日(日)12:30受付開始 13:00開講(15:30閉講) (終了しました)
主催者 地球環境科学研究院
共催 トリブバン大学、全球陸域プロジェクト(GLP)札幌拠点オフィス,IFES-GCOE国際プロジェクト推進室
会場 北海道大学学術交流会館 講堂
  • 言語:日本語・英語
  • 対象:一般市民、大学生・院生、高校生

行事概要 ヒマラヤの氷河はどれくらい融けているのか? 氷河が融けることで生じると言われている氷河湖決壊洪水は、ヒマラヤに住む人々や世界中から集まるトレッカーに対してどのような影響を与えているのか? テレビや新聞報道などで知ることが多い氷河湖決壊洪水の発生の可能性は、どれくらい大きいのか? ネパール・トリブバン大学と北海道大学の先生がわかりやすくお話しします。

話題提供者:Prof. Dr. Narendra Raj Khanal ナレンドラ・ラジ・カナール(トリブバン大学地理学教室・教授)・渡辺悌二(北海道大学地球環境科学研究院・教授)

司会:ネパール人留学生

事前申し込み 不要(直接会場にお越し下さい)
参加費 無料
問い合わせ先 地球環境科学研究院(担当:渡辺 悌二)

TEL&FAX:011-706-2213

E-mail:twata@ees.hokudai.ac.jp

実施報告

いま,ヒマラヤに温暖化の影響がどのように及んでいるのかについて,大学間交流協定を締結しているネパール・トリブバン大学のナレンドラ・ラジ・カナール教授と本学地球環境科学研究院の渡辺悌二教授が,中学・高校生や一般市民を対象に解説しました。90名の参加者の内、約20名は札幌市内・近郊の複数の中学校・高等学校から生徒・教師が参加しました。
まず,ネパールとヒマラヤの概要をカナール教授が説明し,その後で氷河とは何か,ヒマラヤの氷河の特徴は何か,などについて渡辺教授が解説を行いました。氷河湖はしばしば氷河湖決壊洪水を起こすことが知られています。氷河湖決壊洪水は,世界中のマスコミが頻繁に取り上げるトピックであり,その中でも特にイムジャ氷河湖は世界で最も頻繁に取り上げられています。イムジャ氷河湖を例に,1960年年代の氷河表面の形態の復元の様子と,氷河湖の発達様式について説明を行い、そのあとで,氷河湖決壊が引き起こす災害(氷河湖決壊洪水)の例や災害被害の軽減・災害防止のための方策についての現状をカナール教授が紹介しました。氷河湖決壊洪水に関連した研究(野外調査)成果は,氷河湖の近くに住む人たちにとっては重要であるものの,多くの研究者が地元への還元を怠ってきたこと,それに対してネパールでは少しずつ地元の人たちを対象としたワークショップが開かれるようになってきたこと,地元の人たちが研究者の活動を必ずしも歓迎していないこと,研究者と地元の人たちの間にはコミュニケーションが不可欠であることなどが議論されました。

会場の様子(学術交流会館)質疑応答の様子