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サステナビリティ・ウィーク2011 行事詳細

GiFT2011 -Global Issues Forum for Tomorrow   

行事予定

開催期間 2011年10月30日(日) 13:00~18:00   終了しました
アーカイブ アーカイブ(講演の動画)が、Ustream上でご覧いただけます。直に特設サイトでも公開します。
主催者 北海道大学
  • 言語:日本語
  • 対象:専門家、一般市民、大学生

行事概要 私たちが直面しているエネルギー問題、食糧不足、自然環境の劣化など、どれを解決するにもいろいろな分野の専門家の協力が欠けません。持続させるに足る社会をどのように作るか、自然の恵みをこの先もずっと受けていくにはどうしたらよいか、常に考えている北海道大学の12人の研究者が、世界が抱える重要課題についてメッセージを送ります。

講演アーカイブ

オープニング &  Session1: 世界を知る / Appreciating the World

セッション・アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/18199575

GIFTの開催について
サステナビリティ・ウィーク2011 実行委員長/本堂 武夫
S1-1 杉山 慎 (低温科学研究院)
『宙と陸から観る氷河・氷床の今』

アーカイブ: http://ustre.am/_1emxx:Tm8

人工衛星の観測によって、世界の氷河・氷床が縮小していることが明らかになってきました。温暖化による気温の上昇で氷がたくさん融けているのでしょうか?宇宙から見ているだけでは全てはわかりません。本当のことを理解するには、現地に行って、氷河・氷床のさまざまなメカニズムをその場で捉える必要があります。

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S1-2 高田 礼人 (人獣共通感染症リサーチセンター)
『インフルエンザは終わらない』

アーカイブ: http://ustre.am/_1emxx:Tm9

インフルエンザを完全に撲滅することは可能なのか?答えはNOです。インフルエンザウィルスはその自然宿主である野生水禽に対して病原性を示さないのに、他の宿主に感染すると急激な変異を起こし病原性を獲得します。爆発的な流行を防ぐためには、いかに感染ルートに先回りして、発生の予測をすることが重要なのです。

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S1-3 柴田 英昭 (北方生物圏フィールド科学センター)
『人と自然の相互関係』

アーカイブ: http://ustre.am/_1emxx:Tmb

森林は多くの動植物を育み、河川や大気に大きな影響を与えています。そこに人間の手が入った時、どのような変化が起きるでしょうか。このことを知るためには長期的な観測と広大かつ多様な森林を対象とした研究が必要です。そこで世界最大規模の北海道大学の研究林を活かし、自然資源と共に生きていくための課題に取り組み始めています。

柴田 英昭教授
S1-4 石川 明人 (文学研究科)
『戦争は人間的な営みである』

アーカイブ: http://ustre.am/_1emxx:Tmd

「戦争は人間的な営みだ」、などと聞かされると、恐らく強い違和感をおぼえられるかもしれない。戦争とは「悪」であり、「非人間的なもの」だと言われるのが普通だからです。しかし軍事は「文化」であり、戦争は「人間的な営み」であることを、いったん素直に認めることで、「平和」に関する議論がそこからスタートすると考えるのです。

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セッション2: 新しい方法を見いだす / Mapping New Directions

セッション・アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/18201505

S2-1 森本 淳子 (農学研究院)
『変えないために、変えよう~自然の森を取り戻す~』

アーカイブ: http://ustre.am/_1en2F:Tmj

ヒトが作り変えてきた森は、自然の森とは異なり、常に手をかけてやらないと維持ができません。畑の作物を育てることと同じです。日本で育った木をもっと使い、衰退しつつある林業を復活させねばなりません。それと同時に、面倒を見きれないほどたくさん作りすぎた「森」からは潔く手を引き、自らの力で維持できる自然の森にもどしてやる必要があります。

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S2-2 末岡 和久 (情報科学研究科)
『エレクトロニクスでここを掘れ』

アーカイブ: http://ustre.am/_1en2F:Tmk

エネルギーの有効利用や自然エネルギーから電気への高効率変換を実現するには、エレクトロニクスのさらなるブレイクスルーが必要です。たった一つの電子を使った情報処理デバイスや、電子のスピンを利用するデバイス、エネルギーを高効率に変換する新しい結晶の開発など、まだ知られていないエレクトロニクスのポテンシャルがたくさんあります。

末岡 和久 教授
S2-3 山内 太郎 (保健科学研究院)
『現地フィールドワークでとらえる <<ヒトの生態>> 』

アーカイブ:  http://ustre.am/_1en2F:Tmm

いわゆる伝統的な生活を営んでいる人々の栄養と健康について調査しています。体格が小さく栄養に問題があるように思われている場合でも、環境に適応して健康に暮らしていることがわかります。一方、途上国都市部においては、肥満など先進国と同様健康問題が顕在化しています。栄養、運動、行動のフィールド調査から健康的な暮らしとは何かを考えます。

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S2-4 新井 明日奈 (医学研究科)
『研究者として向き合う高齢社会』

アーカイブ: http://ustre.am/_1en2F:Tmo

国連やWHOでは高齢者を65歳以上の人と定義しています。平均的な寿命から考えると高齢者となってからの人生は長く、その間に起きる生活環境の変化や自身の体の変化がひとりひとり違うことは想像できると思います。高齢者を支える社会づくりには、地域性や個別性を捉えた対応策が求められていきます。

新井 明日菜 助教

セッション3: 一歩踏み出す/ Moving Forward

セッション・アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/18202719

S3-1 都木 靖彰 (水産科学研究院)
『一歩を踏み出す勇気を~今が水産業の新しい形を考える時』

アーカイブ: http://ustre.am/_1enmf:Tmr

東日本大震災という未曽有の災害で大きな被害を受けた水産業。船や漁港、冷凍倉庫や加工場など産業の心臓部が沿岸地域に集積していることが仇となりました。復興と共に震災に強い水産業を構築しなくてはなりません。また、世界的な食料問題を前にして、海の恵みを絶やすことなく、栄養源としてより効率的に摂取していく研究が求められています。

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S3-2 佐野 大輔 (工学研究院)
『世界で活躍するための手段としての工学~グローバルヘルスの実現に向けて~』

アーカイブ: http://ustre.am/_1enmf:Tms

世界中の人々の健康の増進と平等を実現する全ての営みのことをグローバルヘルスと言います。実現に向けて優先順位を決めて資金投入をして解決していきます。そこで問題となるのが、健康の障害となっている原因の測り方です。死者数ではなく健康の質という側面で見ると水の処理技術は大きく貢献できることがわかっています。

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S3-3 藤井 賢彦 (地球環境科学研究院)
『ごみの山を宝の山に』

アーカイブ: http://ustre.am/_1enmf:Tmt

温室効果ガスの排出を削減して、温暖化対策をまずは大学キャンパスでやっていこうという取り組みがあります。サステナブル・キャンパス活動と呼ばれ、世界の多くの大学が参加しています。北大でも、生ごみ、枯葉や枯れ枝といった有機性廃棄物をうまく活用して堆肥や燃料などの資源として使おうとしています。この循環システムを導入する際、経済コストをどう抑えるかが課題になってきます。

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S3-4 三上 直之 (高等教育推進機構)
『市民の熟議で持続可能な社会の未来を切りひらく』

アーカイブ: http://ustre.am/_1enmf:Tmu

政治的な意思決定に市民の声を反映する方法は、いろいろとあり、代表者を選んでその人たちに決定を委ねる「選挙」や、国民の意思の傾向を把握するための「世論調査」などの方法が用いられてきました。これらに加え、近年では、無作為抽出した参加者を集めて討論フォーラムを開き、そこで得られる「市民の熟議」を意思決定に活かそうという動きがあります。

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質問タイム / Question-and-Answer Session

セッション・アーカイブ http://www.ustream.tv/recorded/18203483


問い合わせ先 北海道大学サステナビリティ・ウィーク事務局 (国際本部内)

TEL: 011-706-8031, FAX: 011-706-8036
E-mail: office1[at]sustain.hokudai.ac.jp

当日プログラム giftprogram
URL 




Facebook http://www.facebook.com/SW.Hokkaido.u
Twitter:@SW2011_HU (ハッシュタグ #GIFT2011)
後日、GIFT特設サイトでは、日本語と英語のアーカイブがご覧いただけます。

実施報告

5年目を迎えたサステナビリティ・ウィーク2011の開始を宣言すべく、10月24日(月)に、オープニング・セレモニーを開催しました。昨年までは、全学行事である「持続可能な発展」国際シンポジウムの冒頭でセレモニーを行っていましたが、今年は全学行事とセレモニーを別日に設定しました。これにより、およそ15分間のセレモニーを開催するにあたり形式をひと工夫しました。
百年記念会館で開催するセレモニーを会場で見ることのできる「会場参加者」は、主にメディア関係者に限定し、セレモニーの様子はインターネットで生中継したところ、会場には6人の新聞記者が集まり、インターネットでは102人が視聴しました。セレモニーの様子は生中継と同時に、写真と映像で記録され、後日開催された全学行事「GiFT」でその様子を紹介しました。
セレモニーは、佐伯浩総長から東日本大震災で被害を受けられた方へのお見舞いの言葉から始まりました。自然の猛威と常に隣り合わせに生きている中で、自然災害に備えた地域づくり、エネルギーの安定的確保、環境の保全など世界が共通に抱える課題を乗り越えて持続できる社会を実現するためには、高等教育機関がより強力にその役割を社会の中で果たしていく必要があるとの認識が示されました。続いてサステナビリティ・ウィーク2011の実行委員長である本堂武夫理事・副学長が、今年のテーマや企画の特徴を説明しました。その中で、サステイナブル・キャンパスの実現ならびに持続可能な社会モデルづくりに向けた企画を取り上げ、本学のキャンパスの特徴である広大な研究林の紹介ビデオを初公開しました。他にも、本学キャンパス内に設置されたフィンランドセンター北海道事務所との共催企画や、新しい全学企画「GiFT:Global Issues Forum for Tomorrow」の紹介を行いました。
サステナビリティ・ウィークでは、物理的な制限にとらわれないインターネット生中継というメディア媒体を今後も積極的に活用していきたいと考えています。

本堂武夫サステナビリティ・ウィーク実行委員長の挨拶高田礼人教授のプレゼンテーション