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サステナビリティ・ウィーク2010 行事詳細

シンポジウム「北の山で何が起きているのか:変容の持続的観測」   

行事予定

講演資料のダウンロード http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44275
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)
開催期間 10月29日(金) 13:00~ (終了しました)
主催者 IFES-GCOE:  グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」 北海道大学大学院環境科学院/農学院環境資源学専攻
共催 「気候変動における森林帯ー高山帯エコトーンの多様性消失の実態とメカニズムの解明」(環境省環境研究総合推進費D−0904)
会場 北海道大学 学術交流会館  第1会議室
  • 言語:日本語(英語による補足説明可)
  • 対象:専門家、一般市民、大学生

行事概要

大雪山など北日本の山では、高山帯のお花畑の消失に象徴される急激な環境変化が進んでいます。長年の現場観測や衛星観測から明らかになったこれらの変化を紹介します。さらに、北方山岳における生態系サービスの持続性を評価するため、そして昨年の高齢登山者遭難事故のような気象災害を未然に防ぐためには、どのような「環境観測・監視ネットワーク」が必要なのか議論します。

山の生態系や生物多様性に広く関心を持つ市民、学生、専門家の参加をお待ちしています。

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ポスターダウンロード (861KB)

事前申し込み 不要(直接会場にお越し下さい)
参加費 無料
問い合わせ先 北海道大学大学院環境科学院グローバルCOE支援ユニット (担当:近藤)
TEL: 011-706-4862  FAX: 011-706-4867
E-mail: a.kondoh[at]ees.hokudai.ac.jp

実施報告

人間の生活の場から隔たった山岳域も,人間活動の影響にさらされて変化しつつあります。長い期間に亘る研究者の観測から,さまざまな変化が明らかになり,また社会で喧伝される事象にも,現実の誇張された説明があったりします。このシンポジウムは,北海道の山岳域を中心に,青森県の八甲田山やネパールヒマラヤの例も交えながら,研究者の長期観測で明らかになってきた現象や変化を市民のみなさんに伝える場とすることができました。

話題は,盗掘や人・シカの入り込み,身勝手な特定種の植え込みなどによる植物種の減少や植物相の汚染,地球変化・温暖化に伴うと考えられる乾燥化による高山帯のお花畑の消失,高地湿原と亜高山帯針葉樹種の衰退,大雪山の永久凍土特性,ヒマラヤ氷河の変化の実像と多岐に及びました。

平日の開催にもかかわらず,一般市民のみなさんを中心に90人近い参加者があり,熱心な質疑と討議が行なわれて,山岳環境への社会の関心の高さを窺うことができました。

講演いただいた方々の数十年に及ぶ地道な研究努力に敬意を表すとともに,世代を超えてデータや観測体制を引き継いでいくことの必要性を研究者と社会が共通認識することができました。

多くの参加者で埋まった会場

多くの参加者で埋まった会場

多くの参加者で埋まった会場

多くの参加者で埋まった会場

◆講演資料のダウンロード:http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44275
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)