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サステナビリティ・ウィーク2010 行事詳細

サステナビリティ水産科学の理論と実践   

行事予定

講演資料のダウンロード http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44246
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)
開催期間 2010年11月9日(火) 9:30~ (終了しました)
主催者 北海道大学水産科学研究院
共催 日本学術会議(予定),函館市
会場

函館市地域交流まちづくりセンター
(函館市末広町4番19号)

  • 言語:日本語
  • 対象:専門家、市民、大学生、中高校生

行事概要

サケやイワシ、マグロといった水産資源を、世界の人々が未来ずっと食べていくには、どうしたらよいのか考えます。

水産生物が漁獲されてから食卓にあがるまでの間に、どれくらい環境へ影響を与えたのかを示す、フード・マイレージ、エコラベル、食料トレイサビリティ,養殖などを話題にします。海洋生態系の保全と水産食料の持続的な確保が同時に可能となるよう、学問と実践の両方を進める必要があります。

「水産サステナビリティ」に関心を持つ学生、市民、企業の参加をお待ちしています。

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ポスターダウンロード(822KB)

事前申し込み 必要。6月1日(火曜日)~10月29日(金曜日)までウェブサイト、E-mailおよびFAXにて受付
※ 空席がある場合は当日参加も受付ます。
参加費 無料
問い合わせ先 北海道大学大学院水産科学研究院 担当:帰山雅秀
TEL & FAX: 0138-40-5605
E-mail: salmon[at]fish.hokudai.ac.jp

実施報告

明日の人類が健康で安心して生活していける「持続可能な社会」の構築に向け,「あなた(海洋生態系)がいるから私(人類)も生きていける」をキーワードとし,世界の人口65億人強のうち29億人が食の糧として利用している海洋生物と海洋生態系をどう守っていくかを論議した。

講演内容と総合討論の要約は次のとおりです。海洋生態系は食糧としての供給サービス,物質循環としての支持サービス,生物多様性としての調整サービス,そして安らぎ等の文化的サービスとして人類に貢献しているが,現在,海洋生態系とその構成生物は温暖化や乱獲などのヒューマン・インパクトの攪乱を受けています。例えば,海洋における自然漁獲物のうち,食糧として直接利用されているのは50%,残りは肥料や魚粉として25%,そして残りの25%は廃棄されています。マグロなどの海洋生態系の高次生物は乱獲により減り続けて,絶滅危惧種になったり,海底の生態系は底引きトロール漁業により単純化しています。

このように,海洋生態系は人類の活動により攪乱され,その生物多様性が低下し,海の砂漠化がおきています。

次世代へ持続可能な社会をつくるために,いかにして「食」と「海」を守るか,地球規模で考え,その場その場で対応していかねばなりません。Think globally, act locally”(Rense Dubos)から最近Glocal”と言う言葉が流布するようになってきました。正しく,私たちは,地球規模で考え,足もとから持続可能な社会を実現していくことが大切です。

プログラム内容は以下のとおりです。
はじめに「サステナって何?!」(帰山雅秀:北海道大学水産科学研究院)
基調講演1「サステナな社会づくり−海とシーフードを守るために」
(ラシード・スメイラ:ブリテッシュ・コロンビア大学水産学センター所長,カナダ)
基調講演2「地球市民とサステイナブルな漁業−サバがトロより高くなる日」(井田徹治:共同通信社科学部)
講演(実践)
「サケのサステナのためのエコラベルMSC」(永田光博:北海道立総合研究機構さけます内水面水産試験場)
「サステナな栽培漁業をめざして−遺伝子で診る」(北田修一:東京海洋大学)
「サステナな養殖を宇宙から診る」(イ・ニヨマン・ラディアータ:北海道大学水産科学研究院)
「環境変化に負けない養殖技術の最前線−熱伝導パイプ&オゾンの活用」(滝川裕弘:アクセプターテクノ株式会社)
「サステナな漁業への挑戦−株市場からみる持続的漁業への道」(石村学志:北海道大学サステイナビリティ学教育研究センタ−)
「サステナな沿岸漁業と海洋生態系の保全−知床を例として」(桜井泰憲:北海道大学水産科学研究院)
総合討論「グローカルなサステナ?!」(司会 齊藤誠一:北海道大学水産科学研究院)

参加者と会場風景

参加者と会場風景

講演者とスタッフで記念撮影

講演者とスタッフで記念撮影


◆講演資料のダウンロード:http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44246
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)