サステナビリティ・ウィーク2010 行事詳細
シンポジウム「子どもの未来可能性を大切にする社会の実現をめざして」
行事予定
| 講演資料のダウンロード | http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44465 (北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク) |
| 開催期間 | 11月2日(火) 13:00~ (終了しました) |
| 主催者 |
北海道大学大学院保健科学研究院 |
| 共催 | 北海道大学(環境健康科学研究教育センター、女性研究者支援室) |
| 会場 | 北海道大学 学術交流会館 小講堂 |
- 言語:日本語
- 対象:一般市民、大学生、専門家
| 行事概要 |
子どもの未来可能性を大切にする社会の実現をめざし、子どもの体力と健康、子どもの精神発達、文化と子育て、男女共生社会における子育ての観点から、議論を行います。 少子高齢社会に突入し、日本の人口は減少し始めました。未来を担う子どもが健やかに育ち、世界につながる新しい日本を創造することが大切です。 子どもの健康や子育てに関心を持つ市民、学生、専門家が集まり、子どもの未来可能性を広げる社会の実現を一緒に考えましょう。 |
| 事前申し込み | 不要 |
| 参加費 | 無料 |
| 問い合わせ先 | 北海道大学保健科学研究院 医学系事務部総務課(保健科学研究院庶務担当) TEL: 011-706-3315 E-mail: shomu[at]hs.hokudai.ac.jp |
実施報告
「子どもの未来可能性を大切にする社会の実現をめざして」と題して,佐伯和子教授(保健科学研究院創成看護学分野)を座長とし,4人のシンポジストによる講演を行いました。
「肥満化・体力低下時代を生きる子どもたちへの未来処方箋−アジアと日本の子どもの体格とフィットネス」 山内太郎准教授(保健科学研究院創成看護学分野)は,インドネシアでのフィールドワーク結果と日本の子どもの肥満を比較し,自然と遊ぶことの意義を処方箋の一つとして提案されました。
「子どものうつ病と発達障害」 傳田健三教授(保健科学研究院生活機能学分野)には,疫学的調査による子どものうつ病の発症率の変化,発達障害児の実態と最新の治療方法について事例を示してお話しいただきました。
「文化的営みの中で行う子育てと地域の絆」 本田 光助教(保健科学研究院創成看護学分野)には,沖縄宮古島での子育てを通して,コミュニティにある目に見えない資本である文化と子どもの豊かな成長についてお話しいただきました。
「子どもの立場で考える男女共同参画社会」有賀早苗教授(農学研究院/生命科学院,女性研究者支援室室長)は,子どもの立場,子どもの視点から女性研究者の子育てと研究生活の共存のさせ方についてお話しされ,男女共同参画社会を推進するための一方向性を示唆されました。
閉塞感が漂う現代の日本社会では,生活習慣病予備軍といえる子ども,精神的な問題をもつ子どもなど,新たな子どもを取り巻く健康障害が出現しています。一方,子育ては文化と社会システムの中で行われています。本シンポジウムでは,子育てを支援できる社会システムのあり方を多様な視点で捉え,子どもの未来と子育てについて,考えることができました。
終了後のアンケートでも,「子どもの未来について考える機会となりましたか?」の問いに,9割以上の方が「ややそう思う・とてもそう思う」と回答しており,本シンポジウムはテーマに沿った内容を伝えることができ,また参加者からも高い満足感が得られたと感じています。

挨拶する小林保健科学研究院長

傳田教授による講演
◆講演資料のダウンロード:http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44465
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)


