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サステナビリティ・ウィーク2010 行事詳細

北海道海洋生物科学シンポジウム   

行事予定

講演資料のダウンロード http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44155
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)
開催期間 2010年11月5日(金) 13:00~ (終了しました)
主催者 北海道大学グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」
北海道海洋生物科学研究会
会場 北海道大学 地球環境科学研究院D棟201号室
  • 言語:日本語
  • 対象:専門家、大学生

行事概要

地球温暖化や海洋酸性化、そして人間活動の影響が、北海道の海洋生物にどのような変化をもたらしているか、将来どのような変化が起こりうるかについて考えます。

太平洋、日本海、オホーツク海という異なる3つの海に囲まれた北海道は、類まれなる海洋生態系、水産資源の宝庫です。最新の研究成果をもとに、海洋の生態系保全、そして水産資源の持続的利用に向けて、市民、学生、漁業関係者、専門家が一緒になって議論します。

プログラムの詳細

poster1 ポスターダウンロード

事前申し込み

不要 (懇親会参加希望者は下記までご連絡ください.)

参加費 無料 (懇親会は有料)
問い合わせ先 北海道大学大学院地球環境科学研究院 担当:沖野龍文
TEL & FAX: 011-706-4519
E-mail okino[at]ees.hokudai.ac.jp

プログラム

2010年11月5日(金)
開始 プログラム 講演者
13:05-13:45 講演「海藻由来ハロゲン化酵素の特性」 大城 隆(鳥取大学 工学研究科)
13:45-14:25 講演「カメノテとムラサキインコにおける種間相互作用の地理的変異:ファシリテーションで温暖化をしのげるか!?」 河井 崇(阿南高専 地域連携・テクノセンター)
14:25-15:05 講演「列島スケールでの藻場成立要因の検出と植生の空間パターンとの関係」 山北剛久(森林総合研究所)
15:25-16:05 講演「海洋生物に対する地球温暖化の直接影響~貧酸素化と酸性化~」 小埜恒夫(水産総合研究センター北海道区水産研究所)
16:05-16:45

講演「プランクトンが支配する海洋生態系-原始的狩猟にも比せられる漁業の確固たるサステナビリティの基盤―」

谷口 旭(東京農業大学 生物産業学部)

実施報告

北海道海洋生物科学シンポジウムが11月5日(金)に地球環境科学研究院の今年新営となったD棟で開催されました。主催の北海道海洋生物科学研究会は,既存の学会の枠にとらわれないフレキシブルな交流の場を提供しています。今回サステナビリティ・ウィーク2010期間中に開催することで,学内外の多数の組織から約70名の方に参加して頂きました。

また,グローバルCOEの自由企画として,本シンポジウムは環境科学院の大学院生がプログラムを企画しました。学外の5名の演者の方は,学生が希望したということを嬉しく思って頂いたようです。その結果,若手の最新の研究から,経験豊かな先生からの提言まで,多彩なプログラムとなりました。

講演では,地球温暖化による海洋酸性化の問題に加えて,亜表層域における酸素濃度減少の深刻な問題が紹介されました。これは多くの参加者にインパクトがあったと思われます。酸素濃度により実際に起きた魚類の大量斃死とともに,今後起きうる現象が予測されました。

また,海洋生物にハロゲンを含む化合物が多いことがよく知られていますが,海藻がハロゲンを取り込む酵素の詳細な解析が紹介されました。2名の若手研究者からは沿岸の生態系と環境の変化について議論がありました。

最後に,漁業が原始的狩猟と比せられますが,水産業は粗放的である方が文明的あるいは持続的であることが提起され,サステナビリティ・ウィークのシンポジウムにふさわしい議論で終了しました。会場でも十分な時間をとって議論が行われましたが,シンポジウム終了後の演者や学生を含む意見交流の場も盛会でした。

講演の様子

講演の様子

質問する学生

質問する学生

◆講演資料のダウンロード:http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/44155
(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPへのリンク)